中野ブロードウェイの歴史①
中野ブロードウェイというとサブカルの生地という印象を
お持ちの方も多いと思います。
しかし、かつては最先端の場所で
ハイクラスなマンションだったことをご存知でしょうか。
かつての住人には青島幸男さん、沢田研二さんなどの
芸能人も住人だったといわれています。
1966年にできたブロードウエイは1階から4階までがお店が並び、
5階から10階までは超高級マンションという造りです。
芸能人の他にも医師や弁護士などの高額所得者が住んでいました。
今でいうところの六本木ヒルズ的な場所です。
セキュリティーは厳重だし、
廊下の絨毯は宮内庁御用達の業者による赤絨毯、屋上は庭園
そしてプールにゴルフ練習場までが建設されました。
この中野ブロードウェイを作ったのは、当時
神宮前に高級マンション「コープオリンピア」を建設し
話題となったデベロッパー、宮田慶三郎氏という方です。
宮田氏はアメリカ留学中に見た、住居と商業施設が一体となった複合ビルを
ここ中野に建設しようと決め、この「ブロードウエイ」が誕生したのです!