スケートボードの歴史②~第二世代(サイドウォークサーフボード)~

1970年代に入ると、スケートボード関連の様々なパーツに変化が表れました。その代表的な進化はウレタン製のウィールが開発されたことです。

 

これにより、グリップ力が生まれたスケートボードは、よりサーファーの支持を得られるようになりました。さらにべアリングにもシールド・ベアリングが開発され、ウィールが回れるようになるなど大きな進化を遂げました。

この劇的な進化により、スラロームダウンヒル競技も行われるようになり、世界的にもスケートボードが流行りになります。

また、その頃にカリフォルニアはベニスビーチで結成されたのが『Z Boys』になります。

ジェイ・アダムスを始め、トニー・アルバなどから結成されたZ Boysによって、
サーフィンスタイルでコンクリートを滑るスタイルが確立されました。

彼らはサーフィンスタイルのカービングなどを取り入れるなど、彼らのスタイルに憧れ、多くの若者の支持を得ます。

これがいわいる一つの『オールドスクール』と呼ばれるようになり、今の『サーフスケート』と呼ばれるサーフィンのスタイルでスケートボードに乗るという一つの流れになっているとされています。