ゲーム機の歴史【1983年②】

ゲーム機の歴史【1983年②】をご紹介します。

1983年7月発売:ファミリーコンピュータ
日本のゲーム機の歴史を変えたといっていいのが、任天堂が発売したファミリーコンピュータです。8ビットで14800円という、ダントツのお手頃感もヒットにつながり、どの家庭にも1台はあるほどの人気で!!ソフトに関しては総計で1200本以上リリースされました。

またファミコンを通して、スーパーマリオドラゴンクエストファイナルファンタジーなどの多くの人気シリーズも誕生しました。

自分もドラクエやマリオは熱中していました!!

1983年10月発売:C1
シャープが発売した、ファミコン内蔵型のテレビです。19型が145000円、14型は93000円と2種類のラインナップ。テレビに内蔵とはいえ、ファミコンが15000円程に対して、高額だっためヒットには至りませんでした。

ちなみにお絵描き機能とメモ機能も内蔵、「ドンキーコングJr.」のソフト1本付属しているものの、内容は微妙だったらしいです...。

1983年10月発売:TVボーイ
なんとこちらは学研から発売されたゲーム機になります。学研がゲーム事業に参入していたのは驚きではありますが、当時はファミコンが爆発的にヒットしていたため、ソフト6本を出したところで販売が終了してしまいました。

1983年7月発売:ぴゅう太Jr.
ぴゅう太の廉価版で、オリジナルの「ぴゅう太」と比べるとパソコンっぽさを感じさせなくなり、ゲーム機としてわかりやすいデザインになっています。価格は19800円と16ビット機にしてはお手頃!!
しかし、ファミコンの勢いを止めることができず、注目されることもなく、消えて行きました。

1983年11月発売:オセロマルチビジョン
19800円、8ビットのゲーム機でソフトがなくても内蔵のオセロをプレイできるという異色の内容になっています。こちらも当機オリジナルのソフトは8本しかリリースされず、あとはセガに委ねられ、時代の波に消えていきました。

この時代はファミコンの1人勝ちのため、他が何をやってもダメでした。