無印良品の歴史

今回は自分もよく買い物する無印良品の歴史をご紹介します。

無印良品の始まり
1980年に西友プライベートブランド(PB)として始まりました。ブランドのスタート時から、文化戦略を先導していたセゾングループ堤清二も起案に関わったそうです。今ではプライベートブランド(PB)は多数存在しますが、当時は少なく、無印良品でもスタート時は食品中心にアイテム数40。商品も西友に並ぶことから、コスト削減・ムダ削除によって低価格を実現し、価格競争力をアピールするものでした。

西友の商品からの決別
広告塔の位置づけ・実験モデルでありましたが、青山に店舗をオープンさせ、以降全国へと拡大していきました。西友での販売から実店舗を販売へと切り替えたことが功を奏し、多くの人から支持されるようになりました。特に1990年代は無印の時代と呼ばれるほどだったと言われています。

■停滞期からの脱却
多店舗展開が影響して、希少性が薄れてことや凡庸な商品が溢れたことで創業以来の右上がり成長は止まり株価は暴落してしまいます。その改善策として、原点に立ち戻った丁寧な商品企画やアイテム数の削減、アパレル商品のデザイン強化などを打ち出しました。結果として、売上を回復させることができました。

現在は当時のような爆発的な人気はありませんが、無印内でも高級志向のブランドを立ち上げたり、住宅事業を始めるなど挑戦する姿勢が見えます。