ウグイスの語源

今回は『春告げ鳥』の愛称で呼ばれるウグイスの語源の由来をご紹介します。

 


『春告げ鳥』と呼ばれるように春になると谷の奥から出てくることから

『ウク』が『奥』で、『ヒス(イス)』が『出づ』を合わせて

『奥出づ=ウグイス』を意味する説。


茂みに巣を作る鳥であることから、『ウ』が『フ(生)』の転じて、

『ス』が『巣』の意味とする説。


鳴き声から来た説。
江戸時代の雅語音声考によると、

ウグイスの鳴き声は『うううくひ』と表現されていました。

そして、鳥をあらわす言葉『す』を合わせて

『うううくひす=ウグイス』となったと言われています。


他にも説はありますが、この3つが有力な説と言われています。