知ってる!? 全国のご当地パン
最近、テレビでも取り上げられているご当地パン。その中でも注目されているパンをご紹介します。
■青森:イギリストースト
青森で「くどぱん」の愛称で親しまれている工藤パンの商品です。昭和7年(1932)に創業し、青森県内で圧倒的な知名度を誇っている食品メーカになります。イギリスパンはマーガリンとグラニュー糖が塗られただけのシンプルなパンですが、近年はバリエーションが増えています。季節に応じて3~5種類ほどのバリエーションがあり、企画商品ではあるが、どれも美味しい!!
おやつ、軽食などにオススメのパンです。
■岩手:福田パン
福田パンは、岩手県で知らない人はいないと言われるほどの有名なパンです。近年はご当地グルメとしても取り上げられ、観光客も訪れるほどの人気!
商品はコッペパンのみ。大きなコッペパンに好きなクリームを2種類オーダーして両面に塗ってもらうシステムです。人気メニューの「あんバター」や、トマト、キャベツ、タマネギ、スライスチーズ、ピーマンなど、クリームの種類が豊富なので、選ぶのも楽しみの一つです。
■富山:ヒスイパン
昭和24年(1949)創業の清水製パンが生んだご当地パンです。鮮やかなグリーンが目を引くヒスイパンですが、偶然がきっかけで誕生したと言われています。焦げ目のついてしまったアンパンに、ようかんを表面に塗って出したのがルーツ。その後の地元「ヒスイ海岸」ちなんで、「ようかんパン」から「ヒスイパン」に改名されました。
■静岡:のっぽパン
長さが特徴のパン。のっぽパンは静岡県沼津市のエヌビーエスが製造する菓子パンです。1978年の発売以来、またたくまに大人気となった静岡を代表するご当地パンになります。34cmの長いパンにミルククリームをサンドが特徴。近年はノーマル商品のほかに、季節限定のっぽが発売されることがあるそうです。
■高知:ぼうしパン
高知のご当地パンであるぼうしパンは永野旭堂本店が製造しています。丸いパンにビスケット生地をかけて焼くメロンパンに着目し、パンにカステラ生地をかけてところ、カステラ生地が丸いパンのまわりに広がって帽子のつばのようになったことから名付けられました。今ではプレーンタイプ以外にもクリーム入りや小倉あん入り、キャラメル味など、バリエーションも豊富です。
■福岡:マンハッタン
福岡のリョーユーパンが製造しているのが、マンハッタンです。少し固めの生地にチョコレートをコーティングしたパンで、チョコレートの甘さとさっくりとした食感が魅力。リョーユーパンの中でも高い人気を誇り、現在は福岡のご当地パンとして知らない人はいません。ちなみに、ネーミングの由来はニューヨークのマンハッタンでヒントとなる商品を見つけたことで、そのままマンハッタンの地名をネーミングに採用したそうです。