元々は頭痛用の薬だった! コカ・コーラに関する雑学
みなさんこんにちは!
みなさんはコカ・コーラお好きですか?
自分は好きでしょっちゅう飲むんですが、実はコカ・コーラが元々は薬だったというのをご存知でしょうか。
しかも、炭酸飲料ではなかったんです!
今回は、そんなコカ・コーラに関する雑学をご紹介します!
・コカインとコーラ
コカ・コーラが生まれたのは19世紀のアメリカです。ジョージア州後欄のドラッグスで薬剤師として働いていたジョン・ペンバートンは、頭痛の新薬の開発にいそしんでいました。あるときペンバートンはコカインの葉っぱとカフェインの含まれるコーラの実を煮詰めたシロップを開発し、販売を始めます。コカインとコーラを使っていたことから、その名前をコカ・コーラと名付けます。
・かなり刺激の強い薬だった
麻薬であるコカインとカフェインが多く含まれたコーラを利用していることから、発売当初のコカ・コーラはかなり刺激の強い頭痛薬でした。味も濃く、そのまま口にするのは難しいほどです。
・炭酸飲料水コカ・コーラは偶然生まれた
そんなあるとき、薬局でコカ・コーラを購入した客が、その味の濃さに飲むことができず、炭酸と混ぜてコカ・コーラを服用します。そのときの味が想像以上に美味しかったのです。これが、世界中で人気になるコカ・コーラが誕生した瞬間でした。
・しかし思うように売れず、コカ・コーラ関連の権利を売却
炭酸で割ったコカ・コーラの美味しさに気付いたペンバートンは、炭酸飲料としてのコカ・コーラを販売します。しかしビジネス手腕がなかったのか、なかなか思うように売り上げは伸びません。そこでペンバートンは、コカ・コーラの権利をエイサ・G・キャンドラーに売却します。
キャンドラーはコカ・コーラカンパニーを設立。卓越したビジネス手腕でどんどん売り込んでいきます。その結果、コカ・コーラは全米で大人気とソフトドリンクになりました。
現在でもコカ・コーラにはコカインの葉が使われいますが、麻薬成分は抜かれており、コカインの葉により生まれるフレイバーだけが残されています。
コカ・コーラが持つ独特の風味はコカインの葉によるものであると考えられていますが、実際のところコカ・コーラの成分は社外秘とされており、正確なことはわかりません。
現在でも多くの人々に愛されているコカ・コーラ。
ミステリアスな部分も多い、飲み物で、興味が尽きることはありませんね!