関東地方での記録的な大雪は「何故?」
10月8日、関東地方では記録的な大雪が降りました。
東京都心で20センチ以上の雪が降ったのは20年ぶりのこと。
千葉市では観測史上最高の33センチという記録が出ました。
関東ではないですが仙台市でも35センチで観測史上3番目の記録です。
交通にも大きな影響が出ましたし、すべって怪我したという人的被害も多かったですね。
それで、ふと「何でこんなに降ったんだろう」と思って調べてみました。
以下は増田雅昭さんという気象予報士がYahooにあげていた今回の大雪の理由から引用したものです。
・関東で近年にない大雪 なぜこんなに降ったのか?
理由をひとことで言うと「すべての条件がそろったから」です。
・低気圧のコース
関東の南海上を離れて通ると、陸地に雪雲が届きません。
陸地に近すぎると暖気が入り、雨となります。
今回はそのどちらでもなく、昔から「雪が降りやすい」と言われる伊豆諸島南部コースでした。
・低気圧の発達
気圧が12時間で8ヘクトパスカル以上、下がるような発達をすると、内陸など北から寒気を引きずり込みやすくなります。
・気温
数日前に来た強い寒波の影響で、上空も地表付近も低温となっていました。
4日(火)に降った雪によって、地上付近がいっそう冷えていた効果もあるのでは
・降水の多さと長さ
降水量は気温にも影響します。降り方が弱いと、上空の寒気を引きずり下ろさないためか、地上付近の気温が下がりきらず、雨になることがあります。
・降り出すタイミング
早くから積もったため、気温の上昇が抑えられ、効率よく積もる要因となりました。
増田さんが書いていますが、何かひとつ大きな理由があったというワケではなくて、色々な要因が重なった結果ってことですね。
小さなミスの積み重ねが大きな事件になってしまう、みたいな感じでしょうか。
ちなみにうちはテレビとネットが一時的に機能停止したので、日曜の昼間ぐらいまでテレビも見れないネットも見れない外に出る気にもならないという状態でした。
今後はこういう時に備えて「読みたいけど後でもいいや」っていう本でも買っておこうと思います。