ゲーム機の歴史【1985年】

ゲーム機の歴史1985年をご紹介します。

1985年10月発売:セガ・マークⅢ
セガファンの中では名機と言われるのがセガ・マークⅢです。仕様もファミコンを意識した15000円・8ビットというもの。まさにセガが万を持して出したゲーム機と言えます。
当時はファミコンソフト「スーパーマリオブラザーズ」が発売され、爆発的なヒットとなっている時代でした。そんな厳しい状況の中、セガは「アフターバーナー」「ファンタジーゾーン」「スペースハリアー」など、セガの人気アーケードゲームを多数移植し、任天堂に対抗しました。
しかし、偏ったラインナップが原因して、セガファン以外を取り込むことは難しかった。結果として、セガの敗北に至りました。

1985年発売:ゲームポケコン
まだゲームボーイが販売されていない時代に、ポケットゲームに目をつけたエポック社から発売したのがゲームポケコンです。
ポケットゲームであるもの、当時としては珍しいカートリッジ交換式という利点でした。「第二のゲーム&ウォッチ」を狙ったものの、携帯型のわりに重く、気軽に持ち運べないというの仇となり、「麻雀」「リバーシ」など無難なテーブルゲームを含め5本のソフトを残すのみで販売終了。

1984年発売:カラービジョン
海外産のカートリッジ交換式ハードになります。日本国内未発売のため、幻のゲーム機と言われています。デザインとして、任天堂バーチャルボーイを連想される形をしています。その構造も他のゲーム機とは異なり、外部の光を取り込んでそれを鏡に反射させ、LCDの表示をするというものでした。

1985年もファミコンの勢いに押され、他の対抗できない時代でした。任天堂も「スーパーマリオブラザーズ」もあり、ファミコンの黄金期と言えます。