桜の語源
桜の語源について調べてみました。
主に有名な説は以下の3つです。
第1
日本古来の古事記や日本書紀に登場する「木花開耶姫(このはなさくやびめ)」の「さくや」が「桜」になったという説があります。
「木花開耶姫」は霞に乗り、富士山の遥か上空へ飛んでいき、
そこから花の種を蒔いたと言われています。
第2
さくらの「さ」は「さ神様(田の神様)」の意味であり、「くら」は神様の居場所である「御座(みくら)」を意味するという説があります。
田の神様は桜の花びらに宿り、田に降りて稲作を守っているといわれています。
これは、お米を作る時期が桜の咲く時期に近いからで、
昔の人々は満開の桜の下で豊作を祈願したといわれています。
第3
「咲く」に、複数を意味する「ら」を加えて「さくら」になったという説があります。元来、桜は群れて咲く花の1つとされていました。
他にも
麗らかに咲くという意味の「咲麗(サキウラ)」説
「咲くらむ(咲くだろう)」説
桜の木の樹皮はが横に裂けることから「裂くる」説
調べると色々とあるものです。