オリジナルはトマトが入っていなかった? 「ミネストローネ」の雑学

みなさんこんにちは!

 

おそらく多くの方が食べたことのある「ミネストローネ」というイタリア料理について、興味深い事実が明らかになったのでご報告いたします。

 

ミネストローネと聞くと、「トマトが入った赤色をしたスープ」を思い浮かべる方が多いと思いますが、実は、オリジナルのミネストローネにはトマトが入っていなかったらしいですよ!

 

ミネストローネは歴史の長い料理で、500年前の1500年代にはすでにイタリアで食べられていたらしいんですね。レオナルドダヴィンチも好きで食べていたとかで、なんと彼が書いたと思われるミネストローネのレシピがあるんですが、そこに「トマトを入れる」と書かれていなかったんです!

 

そもそもミネストローネってのはイタリア語で「野菜ごちゃまぜスープ」みたいな意味らしくて、必ずしもトマトが入っていないといけないわけじゃないんですよね。

 

あと、トマトはコロンブスがヨーロッパに持ち込んだ野菜らしくて、当時は「毒のある野菜」だと思われていたとか。主に観賞用として用いられていて、トマトが食用に使われるようになったのは、1600年代くらいに、腹を空かせたホームレスが苦し紛れに食べてみたら意外と美味しいことが分かって以来だとかです(諸説あります)。

 

なかなかおもしろい話ですよね!

 

今度ミネストローネを食べる機会があったら、ぜひお友達に教えてくださいね!